自由に生きる

前回の記事、『「今を生きる」をはじめるにあたって』で、

人間としてこの世に生を受けた以上、
理想的な生き方をしたいものです。

と、書きました。

今回は、この「理想的な生き方」とは
いったいどのような生き方なのかについて
考えてみたいと思います。

この理想的な生き方を考える上で、重要になってくる
キーワードのひとつは「自由」という言葉だと思います。

なぜ、自由が理想的な生き方に繋がるのでしょうか？
少し考えてみましょう。

では、想像してみてください。

まずは自由のない世界です。

あなたは他人によって制限され、コントロールされ、
そして管理されています。

何をするのかを決めるのはあなたではなくて他人です

どうですか？そんな世界は考えただけで嫌気が指しませんか？

中には、他人に管理されていた方が
楽でいいという人も居るかもしれません。

「自分で考えて、自分で判断するのは大変だから嫌だ。」

と。

もちろん、その人が心の底からそれを望んでいるのであれば、
私には何も言う事はありませんし、批判するつもりもありません。
(自由を手放して他人のコントロールを受けるという決断自体、
ある意味、自由な選択とも言えるかもしれませんし……。)

ですが、私には他人にコントロールされる生活など、
奴隷やロボットの生活と何が違うのかと感じてしまいます。
とても、人間としての理想的な生き方であるとは思えません。




逆に、自由な生活を想像してみてください。

あなたは自分自身で、自由に自分の人生をコントロールし、
自分が望んだとおりの生活を送っています。

あなたは誰かに目標を押し付けられたり、世間の目を意識したりすることなく、
自由にあなたが送りたいと思った通り人生を楽しんでいます。
そこでは、あなたはもう他人にコントロールされる必要はありません。

どうですか？考えただけで心が躍るような生活ではありませんか？

ただし、このような自由を実現するためには力が必要です。
力といってもあなたがコントロールする側に回るという意味ではありません。

ここで言う自由とはあくまでも

「自分自身の人生を自由にコントロールすること」

であって、

「他人を自由にコントロールすること」

ではありません。

自由な生活といっても、他人を自分勝手に使うというような
やりたい放題の自由では仕方がないと思います。

そのコントロールしようとしている他人も本来は自由な存在なのですから。

さて。

では、その自由を手に入れるための力とは何なのか？
いったいどうすれば、その力が手に入るのか？

気になるところですが、これについては、
今後、ゆっくりと書いていこうと思います。